2016年02月08日

川村美術館主催 ピアノ演奏会

2015年12月12日(土)
 川村記念美術館へピアノの演奏会に行ってきました。ハスケル・スモールというアメリカの作曲家・ピアニストによる演奏会です。川村記念美術館には私の好きなロスコのシーグラム壁画があり、壁画シリーズの内7点が美術館所蔵品で、よく鑑賞しに行きます。スモールはこのロスコの絵に霊感を得て作曲したということで、その作品を今回演奏してくれました。演奏に先立ちコメントをいただけました。ご自分の作曲上で影響を受けたのはペルトとモンポウ!これまた私のご贔屓の作曲家達で、いやが上にこの作品に期待大。そして演奏。作品は素晴らしいものでした。4つの大きな部分に分かれて、激しい部分もあるのですが全体に静謐と言う言葉が似合います。演奏は荒ぶること無く冷静な熱情と言えます。これで前半の40分は終了。20分の休みを挟んで後半はシューベルトの遺作のソナタNo21Bbmajor D.960。シューベルト特有の息の長いフレーズを苦にせず長く弾きます。民族的な呼吸があるのだろうか。ともあれ、ピアニストのこの作品への共感十分な演奏で30分。今回の演奏会はこの2曲だけです。胸が一杯になりました。さて、アンコールはペルトの「エリサの為に」。静かな静かな音楽で、不覚にも涙が滲んでしまいました。とても豊かな時が過ごせたことに感謝します。
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posted by そめ at 13:41| Comment(0) | TrackBack(0) | 音楽全般