2008年12月08日

新しいギター購入!

新しいギター購入記

新しいギターを買っちゃいました!

 先日の司の演奏中の出来事で、年齢を痛感しました。来年の定年には一つギターを新しくしよう、と思っていたので結果的には一年購入が早くなった訳です。もう一つの理由。桜井のPC(パリコン)モデルはいろいろとWebを泳ぎ回って見ても、良い感じの記事が多いのです。そして何よりも『弾きやすい』とのことです。これは前回ラックギターで試奏したときも感じました。
 で、現代ギター12月号(だったけかな?いちむじんの表紙の号)の広告で山野楽器がフェアーを12/05〜07の期間開くそうで、そこに出品するのが「桜井PC」で弦長が640mm!ということを知りました。これを見てほぼ決めたようなものです。電話をしたのが11/26でした(確か…)。そのときはフェアーには06(土)にしか行けないと思っていました。人気商品なので、それまでに売れなければいいなぁ、と電話したのでした。担当者代理によると、現物はもうあるらしい。山野楽器注文の特別仕様だとか、640mmはなかなか出ない、などとお話しして、6日の午後に行くことを伝えて、あとは売れていないことを祈るばかりでした。そこで、山野楽器への交通の便などを調べていたら、12/01にゆくサントリーホールへの途中の駅・銀座が最寄りの駅でした。東京メトロ・銀座線で上野から溜池山王の予定でしたが、その前に降りて寄れそうです。細君にOKを取り、また山野楽器に連絡して12/01の4:30に伺うことにしました。サントリーホールには6:30に着ければよいので、食事の時間を考慮しても十分です。

 さて、12/01に行きました。胸がときめいています。早速出していただいて試奏です。うーむ、まろやかな音ですね。いろいろな曲を弾きましたが、ますます気に入ってしまいました。ただし、5弦の7,8,9フレットの音が不用心に強く弾くとビレてしまう。一応この楽器個体の問題かと思い指摘しました。ラックギターで弾いたときも結構ビレが気になりました。まあ、そのときは弦を下げているからとの店長さんの言葉で納得しましたが…。
 他に桜井さんのRFの640mmも弾かせていただきました。RFは正面から見ていると、普通のギターに見えますが実際に構えてみると、普通のギターとのギャップが見た目以上にある…。音はしっかりしたもので、弾きやすさもまあまあ。構えたときの違和感がなければこちらでも良いなぁ、という感じです。もう一台弾かせていただきました。これは参考までということで、スペシャル定価1,600,000円の桜井さんの特別仕様作品です。これはホントに良い音ですが、弾く方もしっかり弾かないといけない感じ。良い楽器ですがねえ、お値段が…。ここで細君が冷静に「今決めないでも、***(息子)にも聴いてもらったら?」と。ウン、そうだね、12/06に来られるから、そのときに***にも来て貰おう!と一応桜井PCにお手つきさせて貰って、12/06の再訪を約してお店を出ました。
 土曜日は午前中の仕事も上の空で、お昼を食べてから銀座に向かいました。下取りに出すYMAHAMA GC30Cを持って。お店にはすでに***が来ていた。早速会場の7階に上っていくと、結構広いスペースに桜井さんのリペアースペースもあって、桜井さんが修理のお客様とギターをあれこれといじり回していました。
 担当者が早速持ってきてくれました。その前にまずヤマハを渡して査定して貰いましょう、と渡す。で桜井PCは、5弦がビレる事を顧慮してブリッジを少し高いものに変えたので、弾いてみて下さい、という事でした。確かに前よりは良くなりましたが、まだ強く弾くとビレます。桜井さんに直接見て貰いましょう。という事になったのですが、修理相談の方が数人順番待ちでした。その間にほかのギターを弾かせていただこう。RFを弾かせて下さい、と申し込んだのですが、残念「あれは昨日売れてしまいました。」でした。まあ、悩む必要は無くなりましたが、息子に弾かせて、感想が欲しかったのも事実ですね。横尾俊輔さんのギターが以前から気になっていたので、グラーベの松を弾かせて貰いました。棹の形状が違って、左手が少し押さえづらい。音は、甘い高音というふれこみですがそうでもなかった。以前成田の**楽器に横尾さんの中古が一台有ったので弾かせて貰ったのですが(確かポエム)、そのときも同じ感想を持ちました。ボリュームはまあまあ、ありますね。次は桜井さんのスペシャル仕様。息子に弾かせましたが、そのとたん後ろにいたお客様が振り向きました。担当者も誇らしげに「そういう楽器なんですよ!」。その通りですね。まだ桜井さんのほうは空かない。私が日本人製作者のものしか弾かないので、ケネス・ヒルの640mmもありますよ、と持ってくる。そのとき、「これもどうぞ」とカール・ハインツ・ルーミッヒも持ってくる。このルーミッヒで佐々木忠先生のお話が盛り上がる。Mさん(担当者さん)も佐々木先生のお弟子さんに習っていたとか。パリコンの入賞のこととか、染谷さんという実姉が富里市に住んでおられて、帰国の時は忠先生が泊まるので仲間で歓迎会をする、とか、私がレッスンを受けたときの様子、ローマン・ビアゾフスキーが東京国際コンクールを受けに来たとき、成田で演奏して貰ったが、その演奏を聴いて「これは1位に決まりだ!」と感じたこととか…。ルーミッヒは弾くと6弦がおなかにずしんと来ました。弾いたとたん思わず「なんだこれ!」とつぶやいてしまいました。息子に弾いて貰って聴いたのですが、聴くとどうということのない音圧でした。いわゆる”そばなり”ってやつか。ケネス・ヒルは覚えていません。もしかするとヒルがなかったからルーミッヒを持ってきたのかなぁ。まぁ今回購入の要因は”弾きやすさ第一”ですので桜井PCに決まりでしょう。
 桜井さんは、お話好きの少し口の悪い愛すべきおじさん、という感じです。しばらく5弦の7,8,9フレット当たりや、6弦の3,4フレット当たりを弾いて確かめていましたが、やおら説明です。「ギターという楽器の特性ですがね…」と、いろいろお話を伺いました。ウルフ・トーンの事でしたね。弦楽器には存在する。ヴァイオリンでもあるが、これは演奏者が上手く回避している、とか。福田(進一)さんなんかは「ギターはビレる楽器なんですと行ってしまった方がいいでしょ。」と言っているとか。「右手の操作で避けるか、弦を高くするしか有りませんね。で、弦を上げるといろいろ全体に影響がある。第一弾きづらくなります。私のこのギターでは、右手で操作するか、あきらめて別のギターを探すかどちらかです。どっちにします?」ということで、この楽器を諦める訳には行かないので、そのままで上手く面倒を見ながら弾くことにしました。それに5弦の7,8,9フレットが強く要求される曲もそれ程ないし。「弦の種類でも相当違いますよ、今張ってあるのはよく響きますから。」とMさん。
 そばのテーブルで書類にいろいろ書き込んでいるときもお話しされていました。主に息子が受け答えしていましたが、「このギターは私が使って、今のメイン・ギターを息子に譲るのだ」と言ったら「しょうがない親父さんですね、息子さんに買ってあげればいいのに。」と冗談を飛ばすようにまでなりました。一瞬ドキッ、でしたが。まあ桜井さんは息子に譲るギターがなんだか知らないものねぇ。
 気になるお値段ですが、定価は800,000円です(普通仕様は700,000円)。まあそれなりの値引きだと言っておきます。それよりも下取りのヤマハが思ったよりも高額の査定でうれしい限りでした。かなり高額で引き取ってくれました。ケースもスーパーライトケースを付けてくれましたが、家にアランフェスのケースが一つ余っているので、まあね、あっても良いか位。このケースを付けるから価格が下がらないんです、とMさんはおっしゃっていましたが、さて?。
 夕食を息子とすませ、私は成田へ(息子はアパートへ)うれしく帰途につきました。今日は(12/08)まだ2日目ですが、うれしさは消えない、ルンルン。早く帰って弾きたいな。

posted by そめ at 13:36| Comment(2) | TrackBack(0) | ギター
この記事へのコメント
はじめまして。山口市在住の真田と申します。
記事を読まさせて頂きました。今頃、毎日桜井PCを手に取って演奏しておられることでしょう。私がクラシックギターを初めて殆ど独学ですが、早49年になります。今月で62歳になりました。あなた様と同様、同じ楽器店に桜井PCを現在発注をかけております。20フレットを後付けしてもらいますので、5月中旬位に手元に届く予定です。私は遠い県に住んでいますので試奏もしていませんが桜井正毅さんを信じて発注いたしました。届くのをとても楽しみにしています。
ところで、ブログのなかで
『気になるお値段ですが、定価は800,000円です(普通仕様は700,00円)』
とありますが、「普通使用」とはどのような使用なのでしょうか。勉強不足で申し訳ございません。少し気になりましたので分かれば教えて頂けないでしょうか?
宜しくお願いします。
Posted by 真田 修吾 at 2017年03月30日 00:24
お返事が遅れました。ブログにコメントを頂き有り難うございました。この頃はFacebookで情報の収集・発信を行っているので、ブログ・HPともにお留守状態です。
さて、私が桜井PCモデルを弾いていたのは、2008年の12月から2011年の3月まででした。その頃、フルートとかチェロとか合わせものが多くなり、さすがに桜井PCでは音量的に不利に感じ始めました。弦楽3人を相手にビバルディのギター協奏曲を弾いたときは友人にベルナベを借りて演奏しました。それからギターショップに相談して、弾きやすく大きな音量のものを探していただいて、2011年3月に今も弾いているホセ・マリン・プラスエロになったのです。
桜井PCの特注部分はよく覚えていませんが、確か糸巻きが違っていましたね。つまみが黒かったです。
Facebookの方でもよろしくお願いします。
Posted by 染谷 正雄 at 2017年04月13日 10:42
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