2013年04月08日

アボイド・ノート?

アボイド・ノート

 昔からよく分からないものでした。PC-VAN時代から疑問だったのですから(1992年くらい)、かれこれ20年くらい分からないままでした。大して実際の編曲には影響はなかったのでしょうが、いつも気になっていました。
 先日(ヤフオクで)買ったコード関連の本で、北川祐さんの三部作「絶対わかる!コード理論」シリーズがあるのです。
「基本はドレミファソラシド」        Chord Theory No1.jpg


「コ−ド進行の基礎と音階和音のすべて」Chord Theory No2.jpg


「合い言葉は“ソシレファからドミソへ”」   Chord Theory No3.jpg
の3冊。
最初第2巻目の「音階和音のすべて」を買って勉強しました。順調に読み進みましたが、最後の方に「チャーチ・モード」と「テンション」があります。これが苦手なのです。その中で、『1巻目に基礎は説明してある』ような記事があったので、1巻目を買いました。最初はたしかに基礎ですね。まあ復習だ。ところがこの1巻目の最後での「テンション」は、自分の中で漠然としていたので、ここで勉強しようという気になりました。ただいま勉強中ですが、だいぶ判ってきました。

 で、アボイド・ノートのことですが、2巻目で、チャーチ・モードとテンションの関係からアボイド・ノートを導き出されていました。なあるほど!でした。『でした』と言うほど身についたわけではありませんが、アボイド・ノートを丸暗記するより、ずーっといい!
感激して、第3巻目も買いましたが、これは借用和音が主な話のようです。

いくつになっても勉強ですねぇ。


posted by そめ at 15:43| Comment(0) | TrackBack(0) | 音楽全般

2013年04月03日

寺内園生さんの作品

 10年位前から、「寺内園生」さんの作品が現代ギターの楽譜に掲載され始めました。新作好きの私としては早速飛びついて弾き始めたわけです。ギターを弾かれない作曲の方なので、やはり弾きづらい…。しかしその暖かい、昔を思い起こさせるようなやさしい気持ちになれる作品達は大好きでした。その響きも、ギター弾きの作曲家さん達が作る物とは違っています。「曲を弾いているんだなぁ。」という気持ちにさせてくれます。ギター弾き作曲家さん達の作品はどうしても「ギターを弾いているんだなぁ。」の気持ちになることが多い。「エレジー」をかなり練習しましたが、ミスなく弾き通すことは難しかった。
 そして2年位前に、若手の松尾俊介さんの指使いが施された寺内さんの作品集「そよ風のメロディー」が出版されました。早速購入です。やあ。これなら弾けるぞ(弾ける曲が多い)!
そして、2013年4月2日、アンダルーサのソロ発表会の時に三曲ほど披露させていただきました。「そよ風のメロディー」「セピア色のパレット」「哀しみの歌」です。これからも機会があれば寺内作品を広めてゆきたいと思います。

 追記:寺内園生さんは多分寺内昭先生の娘さんだと思われます。寺内先生は私の母校、成田高等学校の音楽の先生を務めていらっしゃた記憶があります(確かではありません)。成田に住んでいらっしゃいました。園生さんも多分成田生まれでしょう。成田市民歌も先生の作曲になる物です。県内の学校の校歌をかなり手がけていらっしゃっいます。千葉大学教育学部の音楽課の教授で、2003年永眠されました。
 園生さんには、二重三重(成田、寺内先生、ギター)に縁を感じています…私が勝手に、ですが。
posted by そめ at 09:38| Comment(0) | TrackBack(0) | ギター

2013年01月17日

調弦の一方法

調弦の仕方

基本 5弦からすべての各弦を合わせること。

方法 どう調弦すればよいか?→2本の弦で同じ音(完全1度)が出ればよい。またはオクターブ上か下か(完全8度)でも判断できる。耳のよい方なら完全5度も聞き分けられます。
(うなりは判断できるという前提です。合った状態がわからないというのは調弦以前の問題ですから。)

制約!調弦するのにペグを巻かなければならない→左手が自由でいたい。

実際 
   5弦と1弦 制約の下に同じ音(オクターブも含む)が出るか?1弦は開放弦で左手が自由。では5弦で左手が自由で「ミ」が出ればよい。7フレットが「ミ」だが、押さえて出しても、ペグを回すときは左手は離してしまい「ミ」がなくなる。左手を離しても「ミ」が鳴っている方法は?「ハーモニクス」です。(5弦の7フレットのハーモニクス音は「ミ」です)
   よって @5弦7フレットのハーモニクス音と1弦の開放弦を合わせる

   5弦と2弦 5弦は「ラ」、2弦は「シ」。2度離れた音はハーモニクスは出ない。そこで、左手は完全には自由にはならない、とあきらめて方法を探す。5弦か2弦かどちらかが開放弦またはハーモニクスにする。
       A5弦の7フレットのハーモニクス「ミ」と2弦の5フレット「ミ」を合わせる。この響きが耳に残っている内に、左手を離してペグを調整する。これも一度では合わないので何度もやることになります。
       A’5弦の2フレット「シ」と2弦の開放弦を鳴らす。この響きが耳に残っている内に、左手を離してペグを調整する。これは一度では合わないので何度もやることになります。
 (耳のよい人なら5弦の「ミ」(ハーモニクス)と2弦の開放弦「シ」は『完全5度』なので、合わせることができると思います。そうすれば左手は自由です。)

   5弦と3弦 5弦は「ラ」、3弦は「ソ」。2度離れた音はハーモニクスは出ない。そこで、左手は完全には自由にはならない、とあきらめて方法を探す。5弦か3弦かどちらかが開放弦またはハーモニクスにする。まず実音は
       B3弦の2フレット「ラ」と5弦の開放弦(または12フレットのハーモニクス)を鳴らす。この響きが耳に残っている内に、左手を離してペグを調整する。これは一度では合わないので何度もやることになります。
 (耳のよい人なら5弦の「ラ」(または12フレットハーモニクス)と3弦の7フレットハーモニクス「レ」は『完全4度』なので、合わせることができるかもしれません。そうすれば左手は自由です。)

   5弦と4弦 
       C5弦5フレットのハモニクス「ラ」と4弦7フレットのハーモニクス「ラ」を合わせる。

   5弦と6弦 
       D6弦5フレットのハモニクス「ミ」と5弦7フレットのハーモニクス「ミ」を合わせる。

  以上!

 これで合ったか、というとなかなかそうはいかないのです。試しにコード「E」をじゃらんと弾くと、かなり唸るのではないでしょうか?@弦がうわずって聞こえるとか、B弦がいやだなあとか…。

4種類の原因があります。
  1.合わせたつもりが、合っていなかった時。で、もう一度調弦を確かめます。このとき「どの弦」が気持ち悪いか判っていればそこを入念に調弦します。そして、違う方法で確かめます。たとえば4弦の7フレットハーモニクスと1弦5フレットの実音。3弦の解放弦(またはKフレットハーモニクス)と1弦の3フレット。6弦の7フレットハーモニクスと2弦解放弦。4弦の開放弦(12フレットハーモニクス)と2弦3フレット。
  2.弦そのものが不完全であること。工場で作るもので「完璧に均質」ということはないでしょう。これは私たちにはどうしようもありません。その弦をあきらめるか、妥協するか…。
  3.ギターのフレッチングが狂っていたとき。これも仕方ないのですが、今のギターではそれほどの狂いはないと信じます。
  4.完全に合わせても和音はきれいには響かない!これは音の性質ですので仕方ありません。どの辺で「妥協」するか…です。


 ここでどこいら辺が「いや」なのか判ればいいのですけれど…。そうすればその弦を集中的に合わせることができますからね。
 普段からきれいな和音の響きを気にしましょう。

 和音がきれいに響くシステムは「純正律」です。フレットを押さえて出る音は「平均律」です。純正律と平均律では、「ラ(=440Hz)」を同じにしたとき、シ・ド・レ・ミ・ファ・ソの音全部相違してます。たとえば、ラの完全五度上の「ミ」の音は、純正律で「660Hz」、平均律で「659.255Hz」です(理屈はまた後で)。
 ハーモニクスは「純正律」で鳴りますので7フレットのハーモニクスは「660Hz」、7フレットの「実音ミ(659.255Hz)」とは違う音です。どの弦でもそうなります。

 うなりは振動数の差です。660Hzの音と658Hzの音を同時にならすと、「1秒間に2回]唸ります。1Hzの差(660Hzと659Hz)ですと「1秒間に1回」です。0.75Hz(660Hzと659.255Hz)ですと「1秒間に0.755回」つまり一回のうなりに1.32秒かかる訳です。この位ですと聞き分けられると思います。これが2セントの差です。
 ただし、どちらが「高いか」「低いか」は判別できません。「合っていない」のが分かるだけです。
posted by そめ at 09:51| Comment(0) | TrackBack(0) | ギター

2013年01月10日

チューニングメーターの功罪

この頃チューニングメーターで調弦する人が多くなりました。
基準のA音はいいでしょう。しかし、「全部の弦をメーターで見て合わせて」いきなり曲を弾き出しちゃうんですよね。危惧したとおり狂った音で…。本人は合っているつもり
ですので、微調整する気もない。とんでもなく外れるわけではないので、昔よりはましなのかなぁ?
 「メータを見て合わせる」って、とても恐ろしくてできません。調弦している最中にちらちら見たりはしますがね。もっと耳を信じましょう。
 それで、ハーモニクスを使った調弦をすると「いつもかっこいいと思っているんですけど、どうやるんですか?」などと聞かれる。
 本来、ギターの調弦は平均律とか、純正律とかやっかいな問題があるので、完璧(って言っても、何をもって完璧というか)には調弦できないのです。全部実音で調弦しても、弾く曲の
調によって和音の濁り方が違うし、どの辺で妥協するか、なのですがね。そう説明しても分からないだろうなぁ。

 と今回も愚痴でした。

昔のGGに調弦方が載っていましたね。録音を聞いてでしょうね、「イエペスはこういう調弦だ。」とか書かれていましたね。復習しよう。

posted by そめ at 15:37| Comment(0) | TrackBack(0) | ギター

2012年11月20日

セロ弾きのゴーシュ

11/18(日)にユニバーサル美術館で、「朗読の会」が開かれました。演目は「セロ弾きのゴーシュ」と「よたかの星」、宮沢賢治の作品です。

朗読の間に
 ・アリオーソ
 ・トロイメライ
 ・白鳥
 ・エル・チョクロ
 ・ブラームスの子守歌
 ・鳥の歌
 ・アヴェ・マリア(ピアソラ)
 ・星めぐりの歌(宮沢賢治)
を演奏しました。私は伴奏だけです。

午前・午後と2回廻しでした。朗読と演奏が合った催し物だと好評でした。

posted by そめ at 10:45| Comment(0) | TrackBack(0) | ギター

2012年10月31日

半年経ってしまいました。

ううむ、月日の過ぎるのは早い物で…(苦笑)。

アンダルーサの演奏会は10/28(日)に終了しました。雨天だと時間が限られて、ソロ無しバージョン。12時頃は雨が降っていたので雨バージョンでスタートしたのですが、演奏の最初の頃、公民館側から「次の出番のグループが屋外で出来るので、時間は自由」と連絡があり、晴バージョンで、プログラム総てを演奏しました。
 合奏はまあまあというところ。私のソロはうーむどうでしょう?一日前に楽譜を変えて、運指も直したところはやはり上手くなかった…、直前は変更してはいけませんね。

ユニバーサル美術館では11/18(日)に、朗読の会が「セロ弾きのゴーシュ」を出し物とするので、私の知り合いのチェロ弾きさんと出演することになりました。五曲ほど。昨日初練習でしたが、なかなか良かったと思います。音量も完全に負けると思ったのですが、それ程でなく、PA機材の助けを借りなくて済みそうです。

大学OBOGの合奏団「トレド」は11/24(土)の発表に向けて、あと1回の練習となりました。頑張りましょう。

そめ
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2012年04月18日

ユニバーサル美術館でのミニコンサート

4月14日(土)に成田のユニバーサル美術館主催の「斉藤信行油彩展」で、ミニコンサートを開きました。
ユニバーサル美術館案内はがき.jpg
一時間のステージで、11:00からと13:00から。
素敵な絵に囲まれて、観客はそれぞれ20人・15人位で、親密に演奏できました。
曲目
 1.愛の挨拶:E.エルガー
 2.オレンジ:小関 佳宏
 3.夕景:長谷川 郁夫
4.からたちの花:山田 耕筰
5.この道:山田 耕筰
 6.アダージオ:A.マルチェルロ
 7.ソナタ 月光:L.v.ベートーベン
 8.隣のトトロ:久石 譲
 9.セレナーデ: F.シューベルト
10.練習曲 月光:F.ソル
11.ラグリマ:F.タレガ
12.アデリータ:F.タレガ
13.わが道:L.サビオ
14.入り江のざわめき:I.アルベニス
絵に合わせて曲目を選定しました。

またやりたいです。

課題は左手。また無闇に力んでしまい、つる寸前まで行ってしまいました。力を抜かないと…。
posted by そめ at 13:01| Comment(0) | TrackBack(0) | ギター

2012年02月14日

能力向上 2

またまたデザイン関係のメールマガジンに感じる文章がありました。ギター練習版に書き換えました。

7つの演奏の掟

1.その曲で、あなたが伝えたいことは何ですか?

2.決まり切った表現でなく、別な表現にチャレンジする。
→決まり切った事が出来る人が試して下さい。決まり切った事が出来ない人には無理です。

3.歴史に学ぼう。
音楽史は必要です。その時代の音楽を聴いてみよう。

4.主役は何か?脇役は何か?その他は何か?
ソナタ形式で言う第一主題、第二主題、それをつなぐ埋め草などを理解しよう。

5.音楽の目的に合わせた音色を選ぼう。

6.旋律が何か判らない演奏はしないで下さい!
自分の出した音を聞いていない人に多い。

7.常に聞く方の立場になって考えよう。

となります。

そめ
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2012年01月23日

ボランティア演奏でした。

一昨日(土曜)、富里市のYさんの「朗読の会」の催し物に招かれて、ギターを弾いてきました。今回の朗読は、Tさんという自閉症の方が『筆談』という手段で、ご自分を表現できるようになった。その言葉達をお母様と妹さんの力で出版されたのです。お母様がとても素敵な絵心をお持ちで、ひとまとまりの文章に一つづつ絵を添えられて出版されました。その本からの朗読です。「筆談」というと簡単に思いますが、健常者の思い浮かべるものでは決してないそうです。ともあれ、とても感動的な時間を過ごしました。私の演奏が、その雰囲気を壊さなければ良かったのですが、さてどうだったでしょう。

1.愛の挨拶:E.エルガー
2.トロイメライ:R.シューマン
3.アベ・マリア:大江 光
4.ダンス:大江 光
5.悲しみ第2番:大江 光
6.ジュ・トゥ・ブ:E.サティー
7.和が心のアランフェス:J.ロドリゴ

最後には、お母様の作られた詞に曲がつけられた作品を、みんなで歌いました。いつもお世話になっている、アミチ・アンダンテのメンバーさんによる歌唱指導付きで、私のギター伴奏で歌いました。

以上
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2011年12月19日

山下和仁コンサート

昨日佐倉音楽ホールで山下和仁のコンサートに行ってきました。
650の席はほぼ満席(2階席はよく見えなかったのですが)。私は前から四番の列、右側の通路側でした。

舞台には譜面台が2台並べてあって、大きな台紙がそれに乗っています。暗譜では演奏しないようです。私も憶えていても楽譜は広げた方が安心して演奏できますね。
それと、開始時間が結構ルーズだったことが気に掛かりました。最初の開始と、休み時間後の再開。

1.ソナタ第1番「青い花」 藤家溪子
これは和仁との共同の世界観ですね。耳にざらつく付くような不協和音などは使っていないので、ちょっと聴く分には聴けるのですが、あのとりとめのなさは何だろう。シューベルトのオマージュというだけあって、いろいろな旋律が夫和人の楽器から紡がれて行くが、正直解らなかった。2楽章でのあの遅さ…、異常な集中力。もう山下和仁ワールド全開。3楽章・4楽章はそれでも親しみやすかった。

−休憩−

2.アメイジング・グレイス(スコットランド民謡 / 藤家溪子編)
どこか中東当たりをうろついているような伴奏。次にこれこそが藤家なのだろうという旋律の合間に、アメイジング・グレイスが聞こえる…。
この演奏、細君は「これはアメージンググレースじゃないよ!」と言っておりました。そうです。山下・藤家の曲です。

3.愛の挨拶( E. エルガー / 山下光鶴編曲)
長男の編曲した作品。これは安心して聴けるだろうと思いましたが、そうは問屋が卸さない。なんという低速だ!これも「愛の挨拶」ではなく「和仁・光鶴」の曲でした。

4.寂夜(藤家溪子)
いやあ、こうも和仁・藤家コスモを広げるとは…。シェーンベルクの「浄夜」さながらです。

5.無伴奏チェロ組曲第1番BWV1007(J.S.バッハ / 山下和仁編曲)
チェロ組曲一番のプレリュードの最後の部分にさしかかったところで、4弦が切れてしまいました。しかし、音楽は止めずに最後の和音まで弾いてくれました。そして、弦交換のため袖に引っ込みました。しばしの休憩時間(汗)。再び出てきて、プレリュードの最初から弾いてくれました。しかし残念ながら集中力が途絶えたか、最後のジーグまでミスが散見されました。しかし、バッハは偉大なバッハであった。

全体的に、何という集中力だろう!もの凄いです。でないとあのピアニシモは出せない。テンポがとてもとてもゆっくりだった曲が多い(勿論速い曲もありますが)。若いときのあの超高速弾きは全く影を潜め、その償いとばかりにゆっくりしたテンポ設定なのか、と感じてしまいました。

アンコールにも何度も出てきて、2曲ほどプレゼントして下さいました。2曲ともソルの練習曲を異常な遅さのテンポで弾かれました。最後のアンコール、セゴビアの20の練習曲で言う「14番」、これが一番良かったかな。知り合いは涙が出てきて止まらなかったそうです。短調になって、旋律が1弦で12フレットまで上って行く”デクレッシェンド”で、12フレットの音は聴こえたかな…というピアニシモ!。

とにもかくにも、これが「山下和仁の宇宙!!」(もうギターではない!)でした。

そめ
posted by そめ at 12:00| Comment(0) | TrackBack(0) | ギター