2011年12月09日

能力向上

自分の能力を上げる ギター練習版

わたしはあるデザイン関係のメールマガジンを読んでいるのですが、最近の記事に「デザインクオリテイを短期間であげる方法」という記事が掲載されていました。これはギター演奏にも同じ事が言えるぞ、と思いパクってギター練習版に書き換えました。許してくれるよね?

1.最高の演奏を聴く。
『こういうレベルの所を目指している』ことを、自分の中ではっきりさせるためにも、とにかく最高レベルの演奏を聴くようにしましょう。
クラシックギターの曲でも良いですが、できるだけいろいろなジャンルの演奏を聴きましょう。
で、どの演奏が『最高』なの?と言う方は、現代ギターを買いましょう。そこにお勧めCDのページがあります。また、「音楽の友」もクラシック界全般の情報が得られます。読むのが大変ですが。これもお勧めCDの欄があった筈です。
また、書籍でも「この演奏100ベスト」のような本が出版されているので、買って読むのも一つの方法です。
AMAZONで購入するとき、そのCDの評価が書かれていますので、これも参考になります。
インターネットで評判を検索するのはお勧めできません。いろいろな事が書かれていて、判断が出来なくなります。その演奏を毛嫌いする人も書いているわけですから。
 まぁ、生演奏が1番ですね.定評のある方の演奏を聴きに行きましょう。
ここで、目標の曲・演奏を決めたとしましょう。その演奏のCDも手に入れて,じっくり聞いた。


2.最高の演奏と自分の演奏を比べてその差を認める。
私たちのレベルですと、プロの演奏とはとてもじゃないが、どれだけ差があるかも判らない!かも知れませんね。でも、勝手にチャレンジするのは自由ですよ!


3.そしてその差を縮める。
『プロと自分の演奏の間にある隙間を埋めて行く作業』です。
できれば、自分の演奏を録音して、CDと聞き比べて下さい。あまりの違いに愕然とします。
それは当たり前。でも比べて下さい。
まず、物理的なモノが違います。指の動く速さとか、独立性等です。これは今は比べられません。基礎練習の度合いが違いすぎます。1.で目標の曲・演奏を決めるのですが、今ご自分の持っているテクニックと、『あまりに違いすぎる曲』は選ばないで下さい。この先は、目標の曲は指が動く条件で書きますので。
 さて、聞き比べて『一体なにが違うのか』考えてみます。
でも考えるだけでは足りません。ただ考えるだけでは得られない情報を得るために、演奏を『真似て』みて下さい。
 そっくりな響き、そっくりな音量操作…。音色は真似するのが難しいが、音色変化を真似する。ワンフレーズづつ、ゆっくり時間を掛けて真似して下さい。真似できたら、自分とどう違うかも判りますよね。で、どうしてだろうと再び考えるのです。このとき「指が動かないから」と言ってはいけません。この言葉は『練習するのがいやだ』と聞こえます。また、動かないなら動くようなゆっくりテンポで真似をしましょう。メカニカルでない部分を、考えて理論武装するのです。

レッスン中に「なぜそう弾くのです?」ときくと「その方がかっこいい」とか「○○さんの演奏がそうだったから」という返事が実に多い!今は真似っこするのが目的だから後者の意見は良いとして、まえの「かっこいい」という所です。突っ込んで「どう格好いい」のか「なぜ格好いい!と思うのか」と聞くと返事が出来ません。「このクレッシェンドの部分が、静かなところから、次のわくわくするメロディーを上手く導き出しているのが格好いい!」と説明して欲しいわけです。
真似して、どうしてだろうと考えることにより、そういうことが自然と判ってくるのです!

そめ
posted by そめ at 12:24| Comment(0) | TrackBack(0) | ギター

2011年11月17日

爪の手入れ方法

爪の手入れ方法

道具
 爪切り:普通のパッチンパッチンするやつ。
 爪ヤスリ:何種類か持っていますが、資生堂のものが一番調子が良い。一つ壊れてしまったので、同じ物をと思ったのですが廃版で、改訂版の物を買ったのですがこれは少し使い辛い…。確か1,000円位しましたね。安い物も何個か買いましたがどれも上手くなかったです。
 紙やすり:耐水ペーパーと言う物です。私は「田宮模型」の出しているプラモデル用のフィニッシィングペーパーのセットを使っています。たしか1000番から2000番くらいまで数枚がセットで揃っていました。1200番くらいの物を普通の成形用につかって、使い古して地が出てきたような一枚を仕上げ用に使います。
 (多分)セーム革:女性用の爪磨きだと思います。あまり使わない。

道具はこんな物です。毎日気にして磨いていれば耐水ペーパーだけでも、爪の成長に追いつきそうです。が、そうは面倒は見ていられない。1週間も放っておくと結構伸びますね。そうすると「鉄ヤスリ→耐水ペーパー→使い古し」という手順を踏んで各指を調整します。鉄ヤスリの時にあまり削りすぎないうちに、何度もギターを弾いてタッチ・雑音を確かめます。結構時間が掛かります。
 (なんて書くとさぞや良い音が出そうな気がしますが、つい削りすぎることもたびたびで、そのときは諦めて雑音の多いままギターを弾いています。再び爪の成長するのを待ちます。)

さて、問題の爪の整形ですね。これは私だけの都合だということを前提で書きます。各人で指の形、弾き方、タッチが違えば当然爪の形もそれぞれ違いますから。

心がけているのは、「弦が指の肉の部分に着地し、爪に掛かり、爪の上を滑り、弦から離れる」を滑らかに繋げよう、と言うことです。特に「肉から爪へ」の部分を「スイート・スポット」といい、ここで「カチッ」と爪の音がしないように気にしています。タッチするときも、普段はこのスイート・スポットに弦が直接着地するようにしています。アポヤンドで歌うようなタッチの時は、肉から触れるようにします。

親指(p):これはただ今研究中。肉から爪に掛けてなめらかに移行できるのが良いのですが、なかなか上手い形が決まらない。削りすぎることが多い。大体直線に近い削り方です。アルハンブラの想い出を練習中ですが、どうも私の親指のタッチがいけないようだ。親指による伴奏アルペジオのとき思わぬところで爪が引っかかるのです。それを気にして削りすぎる…。これは親指のタッチを直す方が先決だと思います。
人差し指(i):親指側から中央に向かって割と直線的に削ります。現代ギターに新井伴典さんの記事と爪の写真があって、これを真似たら割と良かったので採用しています。
中指(m):私のこの指の爪は癖があって苦労しています。鷲爪気味のうえに、1年くらい前に爪の生え際にできものが出来て、それが爪の形を更に悪くしました。中央部分がへこんでしまい、また爪質も悪く、もろくなってしまい、調整中にぽろっと欠けることもありました。しばらくは瞬間接着剤をずっと使って補強していましたが、この2〜3ヶ月で質は改善されました。形はまだ、もう少しと言うところです。
 それですのでなるべく短くしようとしています。先端は平らにした方が良いようです。
薬指(a):この指はそれ程気にしなくても雑音は少ないです。i,mに比べて長めにしています。しかし、トレモロをやるとカチャカチャ音がする…やはり短めにするかなぁ。

形を決めるヤスリを掛けるときは、平らな物の上で固定して掛けます。各指が弦に触れると思われる角度で右指を固定してまっすぐ掛けています。仕上げは磨くだけですので、爪の内側に当てるつもりで丸く使い古しのペーパーを当てています。

こんなところでいかがでしょう。

そめ
posted by そめ at 11:51| Comment(0) | TrackBack(0) | ギター

2011年10月31日

発表会2つ終わりました。

演奏会終わりました。

 埼玉大学ギタークラブ OBOG会合奏団”トレド”
  10月16日 王子北とぴあ 15Fペガサスホールにて
     14:30〜16:00
  こちらは、合奏・2重奏・指揮 で参加しました。


 ギター同好会 ”アンダルーサ”
  10月30日 成田市中央公民館 視聴覚ホール
     14:00〜15:40
  こちらは、ソロと指揮です。

両日とも9及び10時から17:00迄目一杯動いていました。
さすがに疲れたぁ。

これから両日の録音データを編集してCDを作ります。これも一仕事。

そめ
posted by そめ at 09:21| Comment(0) | TrackBack(0) | ギター

2011年08月29日

今月の現代ギター

今月の現代ギターに、プロの方達の練習方法の特集が組まれていました。そのなかで、福田進一さんのおっしゃっていたこと。
「旋律と伴奏・低音は別々に練習すること。特に旋律をもっと磨く練習をしなさい。」
ここに前回書いたことと同じで、心強く感じました。
暗譜については、「曲の最後から憶えると良い。」とのこと。易しい曲から実践して見ましょう。

そめ
posted by そめ at 09:43| Comment(0) | TrackBack(0) | ギター

2011年08月08日

新曲の練習手順

新曲の練習手順

私が勝手に考えた手順を書きます。普通の作業ではないかも知れません。全部弾きたい!という欲望と戦わなくてはならないかも知れません!?
最初から全部一辺には弾かないこと。弾いても良いですけど、そのとき悪い癖が付く可能性があるので、出来るだけ指使いなどは忘れること。
弾きやすい部分のみ弾きたくなる傾向がありますが、それでは練習になりません。弾けない部分を弾けるようにすることを「練習」と言います。

 大前提、ここに書くのは「全体を掴み、指が動くまで」でして、それで『弾けた!』ことにはなりません。指を動かす他に「アナリーゼ:意義付けという作業」をしなければなりませんが、そのアナリーゼの結果を演奏に反映するためには「指が動く」状態にしておかなければなりません。そこまでの一つの状態な訳です。しかし、その状態を『弾ける』と勘違いされている方のなんと多いことか!そこから音楽が始まるのです!と言いたい。
それはさておき(笑)…。


1.メロディーのみを弾く
  ◎目的 旋律をはっきり認識するため。ここでフレージング分析を行って下さい。リズムの間違いなども克服するように。

  手順1:運指は勝手に付けて良い。楽譜には低音部・中音部(和音)も弾ける運指が書いてあるので、この段階でメロディーをスムーズに弾くのには適していません。
  ただし、これを一生懸命やって、『左指が動きを憶えて』しまって、あとで低音なりを一緒に弾こうとすると、運指を一から考えなければいけない、となってはいけません。
ここが、「指の動かし方を憶える」のと「旋律を憶える」の違いです。左指の動きは極力忘れて、メロディーに専念する。
 間違ったときに「あ、ここは2ではなく3か」ではなく「あ、ここはFisではなくGか」となればOKです。
 でも。かなり難しいかも……。

  手順2:唱うのはかなり有効です。ギターを弾かずに唱ってみて下さい。上手い下手は関係ないです。フレーズとの関係で、「どこで息を継ぐのか」が分かります。
気分をどこの部分で昂揚させていいのか、静かにするべきなのかも唱って学習して下さい。
身体を揺らせながら、変な動きが出ないようにして下さい。自然ならば「リズムの間違い」は無いでしょう。指揮をするのも良いですね。基本図形を描きながら唱って、「2拍の裏ででる」などがスムーズに出来るようにしましょう。付点の長さもチェックします。つい短くなって次の音を早く出しているのが普通です(苦笑)。

 以上1.2.の繰り返し作業で1.ギターのみで弾いてもおかしくないようにします。

 たまにはポジションを変えて弾いて下さい。ハイポジションで音を確かめながらメロディーを探ると、どのフレットでどの音が出るかの学習にもなりますね。

2.低音を弾く
 メロディーが自分の物になったら、次は低音のみ弾きます。このときも楽譜の指使いは無視しても結構ですが、多分だいたい楽譜通りで弾けるでしょう。
  手順3:頭の中でメロディーを鳴らしながら弾いて下さい。メロディーがきちんと鳴らされていれば(リズムの間違いなどが無い)、気持ちよく弾けるでしょう。これがベースマンの役目です。
 5弦の解放、6弦の解放などを交互に弾く、ヶ所などはどこにでも出てきますが、必ず消音すること。
  手順4:次は、実際に唱いながら弾いてみましょう。意識をメロディーに持って行っても低音の消音ができているようにします。その状態を耳に擦り込むのです。そうすると,実際の総ての音が出ている状態でも、低音の消音が出来ていないと気になって仕方なくなってきます。

3.低音と中声部・和音を弾く
 次は中声部。和音のみを…と行きそうですが、ここまでしっかりやっておけば、この状態でメロディー以外を楽譜通りに弾く準備は出来ていますね。
  手順5:指使いは楽譜通りに弾く。このときも頭の中でメロディーを鳴らしながら弾いて下さい。かなり気持ちよく弾けているのではないでしょうか。いっそ、声を出して唱ってしまって結構ですよ。

4.全部弾きましょう。
 さあ、全部弾きましょう。しかし、ここで指が動かなくなりそうですね。思ったようにメロディーが唱ってくれない…。低音が切れてしまう…等。このときに「1」で指を憶えてしまうと、その憶えたことが障害になってしまうわけです。
動きにくい指の練習をします。ゆっくり運動させて、何が障害なのかを見極めます。ただがむしゃらに動かせば良いものではありません。例えば3,4の着地が上手くないと分かれば、そこだけ練習したり、パターンを自分で作って基礎練習に繰り込むとかしましょう。

 テクニック的にはこれで指が動く状態になりましたね。そこで、この練習と平行して行っていた「アナリーゼ」を演奏に反映させるのです。それはクレッシェンドだったり中声部の扱いだったり個別の問題なので、ここでは一般的には言えません。

なにか、とても難しいことを要求していそうですが、そうでもないのですよ。簡単な曲なら「初見」で以上の90%は処理できますので。

「初見」については昔書いた記憶があります。また再掲しましょうか。

そめ
posted by そめ at 17:54| Comment(0) | TrackBack(0) | ギター

2011年08月01日

新しいギター

新しいギターです。

いままで桜井PCを使っていたのですが、このブログでもぶつぶつ言っていたように、音量の面で満足が行かなくなって、アンダンテの店長さんに相談していました。今年に入って「いいのが出たけど」と連絡があり、会社の出張ついでにお茶の水まで行ったのが1/24。ほぼ決めたが、お爺ちゃんのこととかあり、3/6に息子と試奏して決定。3/8入手。

ホセ・マリン・プラスエロ
良い楽器です。音ははっきりしていて大きく弾いてもビレない。ギターを変えた最初の頃は桜井PCの弾きやすさが記憶に残っていて、うーむ、などと思っていましたが、この頃は慣れてきました。割と弾きやすくなってきた気がします(笑)。
しかし650mmなので、左手の負担を考慮して、弦をいろいろ模索中です。
リーガル+青(3のみアリアンス赤)を張ってみたが、これは疲れる!
いまはハナバッハの黄色(スーパーローテーション)を張っています。低音弦がビレやすいので、以前買って置いたサドルを調整して使ってみようと思っています。


弦の買い置きがあります。
 ・サバレス カンティガ赤 1セット
 ・オーガスチン 赤 5セット
 ・オーガスチン リーガル-ブルー 4セット
 ・サバレス アリアンス赤 3弦のみ 4本(リーガル-ブルーに混ぜて使う予定)
 ・ハナバッハ 緑 1セット
 ・プロアルテ ライトテンション 1セット

現代ギター7月号に、弦のテンションの一覧表が載っていて、とても興味深い物でした。
例えばハナバッハの緑は「ロー」と唱っていますが、6本で39.7kg、オーガスチンの青はハイテンションですが、39.8kgなので、ハナバッハの「ロー」って表示が信じられない。まぁ、銘柄の名前だと思えば良いのでしょう(ローと言う名のハイテンション弦)。
posted by そめ at 10:46| Comment(0) | TrackBack(0) | ギター

2011年06月08日

アナログレコード

アナログ・レコードをCD化しようと思って、大分前にいい加減なラジオ・CD・カセット・LP総合プレーヤーを買ってありました。
で、先日「ロス・インディオス・タナハラス」のクラシックのLPを録音したのですが、音質が酷すぎました。サウンド編集ソフト(デジオンサウンド・エクスプレス)の方で、イコライザーで何とかしようとしましたが、元が元だけにどうしようもないです…。
安売りには気をつけよう!一応の物を買い直さなければ!

ただ、CD化しようと思っているアナログ盤はそれほど多くないので、あまりプレーヤーにお金を掛けたくない、という事情もあるのです。CDでプレスされ直した物は購入しましたので(PPMのレコードなど)。

う〜ん、悩ましい。

そめ
posted by そめ at 11:09| Comment(0) | TrackBack(0) | 音楽全般

2011年06月07日

草刈り作業中

6/5に町内会の清掃作業(集会所廻りの草刈り)に参加したのですが、そのとき誤って
鎌で左の薬指の第2関節のところを切ってしまいました。1cm位。なかなか血が止まらずに困りましたが、マキロンで消毒し、大きめの絆創膏で押さえました。少し痛かったのですが、作業も終わりに近かったのでそのまま草刈りを続けていました。その後痛みは増したのですが、『まあ大丈夫だろう、神経とか腱は切っていないし』と考え、自宅に帰ってからも庭の草刈りをしていました。
お昼を戴いて、痛みがひどくなってきましたが、ギターを弾いてみました。薬指は弦を押さえたり、曲げたりするとひどく痛みます。それでも火曜日の発表会に演奏する4曲を練習してしまいました。更に4時からと5時からのギターレッスンでも少し弾きました。
夜になると、かなり痛い。そして腫れてきました。
やばいかな?という気持ちと、大丈夫だろう切り傷だし…という気持ちが葛藤(なんと大袈裟な)。結局病院で見てもらいました。消毒して、抗生物質の飲み薬を出されてそれでお仕舞い。
手の指の故障はとっても神経質になってしまいます。本日火曜日の発表会も私は演奏辞退ですね。まだ指を曲げると痛いし、腫れは手の甲の方まで侵出しています。

以前は、発表会前になると右手の爪を割ったりしていましたが、なにか因縁があるのだろうか…。

そめ

PS たまに記事を書くとこんな記事で…へこみますね。
posted by そめ at 11:15| Comment(0) | TrackBack(0) | ギター

2011年05月11日

上手くなりたい

上手くなるとはどういうことなのか。

自分の表現したいものが十全に表現できたとき、

さらに、神からの啓示を受けられたときとかに感じられる。

1.表現したいもの、そのもののレベルはどの程度のものか?
  ・間違いなく弾ければいい。
  ・強弱がつけられればいい。
  ・フレージングが確かならいい。
  ・主題が感じられればいい。
  ・思想的に間違いがないか?
  ・聴衆の共感が得られるものか?
と、いろいろな高さがある。
よって一言で「上手くなりたい。」とは言うが、上手くなると言う意識がどの程度なのかが問題だ!
それによって、練習方法が変わる。

2.技術の問題
 本来から言うと、『自分の表現したいこと・もの』が先にあるのです。それを表現するわけですから。
よくあるのは、「この曲良さそうだから弾きたい。」とか「易しそうだから弾きたい。」と曲を持ってくるのですね。ところが「易しそうだから」と持ってきた曲を、じゃあ弾いてください、と弾いて貰うともうとんでもない。メロディがなんだか、伴奏はどれだか…消音はできていない、次の音とのつながりがない、和音を弾くとバランスが悪く、1弦がメロディーでも表現できない。16小節くらいの曲でも、指導すると1小節も満足に弾けない…ということが多い。
それはなぜなんだろう???
まずは「易しい」と言う感じ方。譜面をみて,「調号が少ない、音が少ない、音符も八分音符までしか出てこない、リズムも複雑なのはない…。」そして「最初の数小節を弾いて、弾けそう(指が動きそう)…。」というところでしょうか。


3.表現とは
 曲を聴いた感想で、「きれいだった。」とか「よかった。」としかいえない人が多いのですが、それではいけません。ご自分の持っている日本語の語彙とも関連するようです。言葉で表現できないときもありますが、それでもなんとか自分の感じたものを表現しようと努力するのです。「明るいね。」「どういう明るさ?夜明け前の東の空の、甘みを帯びた、さあ、これから…というあかるさか。」「真夏のかーっと照らされた、砂漠のような明るさ?」「夕方、暗くなりそうなときに、一瞬だけ燃え上がるような、はかない明るさ?」

そめ
posted by そめ at 15:29| Comment(0) | TrackBack(0) | ギター

2011年03月25日

運指雑感

易しい運指っていうが、音楽的に見て本当に易しいのか?

弾く人のレベルによって運指は違います。

中級の方を想定します。
 まず、「易しい運指」というのは、『開放弦』を使う、また『ポジション移動が少ない』を考えてつけられたのではないか、と思います。

「ミレドシラ」という下降旋律を弾こうとします。易しい、と言われそうなのは「1弦解放→2弦3フレット3指→2弦1フレット1指→2弦解放→3弦2フレット2指」でしょう。当たり前、なところですね。
ところが、左指を教則本通りに「立てて」弾くと、『旋律』になりません。

 その前に『旋律』とはどういうものか定義しないといけませんね。
今のところ複雑に考えないで、単純に「メロディー」だと考えましょう、「単旋律」と言う方がいいな。
 その特徴は、「次の音が出たら、前の音は消える」ですね。
アルペジオ(分散和音)などは「次の音と、前の音が同時に響いている(和音)」状態ですね。

では戻りまして、指を立てて弾くとどうなるか。2番目の音「レ」を弾いたとき、1弦の「ミ」も響いていますね。旋律としては「濁った」ものになりますよね。2弦の解放「シ」から、3弦の「ラ」の時も同様です。他の時は同一弦なので、例えば「ド」を弾けば「レ」は『自動的』に消えます。
聞き分ける『耳』も大切ですね。自分の出した音をあまり聞けない人は、これで旋律が弾けたと思うわけです。易しい運指でした、と。
しかし、綺麗に旋律を弾くにはこれでは十分ではありません。「前の音を消音」しなければいけないのです。具体的には、「レ」を弾くときに、開放弦「ミ」の音を消さなければいけないのです。この場合は、2弦の「レ」を押さえる「3指」をほんの少し1弦に触れて消します。「消す」という意識ではなく、「3指を2弦に下ろしたときに1弦に触ってしまった」的な感覚です。2弦3フレットを押さえるのと、1弦に触るのが同時です。こうして弾けば、いちいち「消音だ」と言わなくても綺麗な旋律が弾けます。

これを意識して弾いていますか?と言うことになります。実際に指導すると出来ない方が多い。いいや、指摘すればなんとか弾けはします。しかし、他の部分で同じ事態が出現しても気がつかない方が多い。耳ですねぇ。

もう一つ。これは記譜上の問題でしょうね。特にギターの楽譜は多声部であってもそうは書かないことが多い気がします。前にも書きましたが、ソルとカルリでは、書き方が違う。カルリは簡単に書いていますが、結構旋律が隠されていることが多い。
楽譜を見たときに気がつくか?現代曲でない限り、まずまずは初見状態でも判断できると思います。

やはり、音楽的な運指って存在すると思います。

運指の話が何か、難しい話になってしまいました。

posted by そめ at 18:01| Comment(0) | TrackBack(0) | ギター